草葉百貨典

草葉 – kusaba

絵とほのかな物語・点描画やキャンバスプリント作品の出展もしています。


かなしみ 01

紅い葉をまとった人の絵

「悲しみ」「哀しみ」「愛しみ」「美しみ」「愁しみ」
どれでもご自由に

あくびを Come on

陶器のコーヒーカップと、その持ち手のおばけがしゃべっている絵

眠れぬ夜にはたいくつな物語を

沈没船

海の底で横たわっているような絵

みなそこにしずむ

深階の章扉

深海へと続く青い階段の絵

深淵へと続くきざはしで、ステップを踏んで踊る姫君は

蒼が孵る

蒼い燕がアガパンサスの苞葉から生まれ出でる絵

苞葉のほころびとともに、蒼き燕が飛び立ちました

キャンバスプリント Premium(アンビエンテ様

Ed:1/1 1点もの作品

アトリエ三月

アートコンペ FLAG 2023

彼岸が立ち上がる

彼岸花と手で顔を覆う人の絵

冷たく静かな朱き慟哭

流れ星

人差し指に乗る青い林檎の表面を走る無数の流れ星の絵

願わくば、知恵と勇気と物語を

着水

アサギマダラの羽と、顔をそそぐ人の絵

嵐よ去れと顔をそそぐ

180×180

キャンバスプリント Premium(アンビエンテ様

Ed:1/1 1点もの作品

Gallery&Cafe AQUA
海ヲ想フⅤ

回遊

窓の向こうの白い手と魚を象った軌跡の絵と文章のレイアウト

 車窓越しにさよならが廻る。
 回遊魚のような軌跡を描いてさよならを繰り返す。
 乾いた笑顔が深海魚のように浮かび上がる窓ガラスの向こうでは、君は遥か遠くに過ぎ去っている。
 ぼくは、廻り廻るなどという幻想にしがみつき、小さな水槽のなかに過去を閉じ込めて虚勢を張っている。
 いつか途絶える流れから目を背けている。
 そしていつも、すがるように指先で触れる窓ガラスは冷ややかだった。

海を灯す

蒼い炎を灯した蝋燭の絵

深淵に届ける祈りの灯り

嵐の晩に

夜の台風を猛禽のように具象化した絵

天井の向こうから視線を感じる

蠢く鼓動

胸に張り付いたタコの絵

想いがひとり歩きを始める

剥製

狼の剥製に寄り掛かる女性の絵

凍てついた体温に身をゆだね

音花

池に佇み、蓮の葉裏を見上げる女性の絵

ぱらぱらぱら
零れ落ちた
雨粒が咲かせる
花火の音色

息を継ぐ

祈るように歌う女性の絵

歌うように生きて来たから

緑陰

蝉時雨のなか、日傘を差した女性の絵

耳朶を打つ蝉時雨に
濡れそぼちながら
途切れに聴こえる
幽かな声に
いちまつの涼を求めて

冒険

スイカの海を走る船と、その背景に向日葵の太陽。

水平線を駆け抜けるぼくの夢

夜薔薇を捧ぐ

夜のような青い薔薇と、赤みを帯びたキアゲハの絵

剪定師は
蔓延る茨を刈り取ってしまうと
それを束ねて
うつくしい花束をこしらえました

雨を読む

紫陽花の葉っぱと、雨の滴のような殻を持つカタツムリの絵

原初を読み解く若き蝸牛

散文のエッダ – アウズンブラ(原初の牛)をモチーフに

夏に佇む

向日葵の茎のように佇む少年と、8月32日以降のカレンダーのデジタル画

暦を越えて刻まるる
ぼくだけの夏休み

ゆさはり

ゆさはりとはブランコ。両の足裏を垂らした黒一色の点描画。

ねぇ背中を押してよと
薄明にゆれる

点描画

面影

猫の影絵をモチーフにした点描画

ぬくもりは
腕のなかで寄り添いて

Gallery&Cafe AQUA

ネコと暮らす日常4

点描画

化石

化石がテーマの点描画

かつて「夜」
と呼ばれていたものさ

アトリエ三月

Swimmy 2023

点描画を切り絵に

玉座

牡丹のつぼみの点描画

牡丹の蕾

夜露が滴りて
百獣の気配が集いけり

アトリエ三月

Swimmy 2023

点描画を切り絵に

初春のさえずり

スズメと椿

すずめもうで
耳をすましてみれば、椿にひそむ春もまた
凍てついた小道でさえずりを響かせているようでした

椿とすずめ

星が張る

梅のつぼみの絵

久遠百花店

物語から採取した花々は
神話になるほどの年月を経たとしても
決して色あせることはありません

梅のつぼみ

芽吹く声

春の芽吹きをイメージした点描画

冬枯れの木が
春の芽吹きをさえずり始めました

点描画

竜園の庭師

ドラゴンフルーツのキャンバスプリント作品

千年を生かすも枯らすもその者しだい

ドラゴンフルーツ

S4・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

祈りの秋

葡萄と祈りのキャンバスプリント

想いは脈打ち、血肉とならむ

葡萄

S0・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

夏を浴びる

ひまわりのキャンバスプリント

降りしきる夏を浴びて思い出す涼

向日葵

SSМ・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

アトリエ三月

アートコンペ FLAG 2022 出展

水面にまどろむ

睡蓮と人魚のキャンバスプリント

朝日に口づけされるまで水面にたゆたう

睡蓮

S0・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

Gallery&Cafe AQUA
ROOM+ 2022 出展

梅雨間を漂う

ツユクサと紫陽花の葉のキャンバスプリント

気だるさに身を任せ、雨の狭間を漂う

ツユクサと紫陽花の葉

S0・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

Gallery&Cafe AQUA
ROOM+ 2022 出展

かおばな

桔梗の浴衣と朝顔のキャンバスプリント

夜市の帰り、明け方の貌は未だに夢を視る

朝顔と桔梗

S0・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

ねじをほどく

ネジバナのキャンバスプリント

ねじをゆるめて、密やかに髪をほどく

ネジバナ

S0・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

海を生ける

プロテアヴィーナスののキャンバスプリントの画像

明けに煌く姉妹へと、花を手向ける

プロテア・ヴィーナス

S0・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

Gallery&Cafe AQUA
海ヲ想フⅣ 出展

海を歩く

ネモフィラのキャンバスプリントの画像

瑠璃唐草を素足で掻き分けて、蒼き水平線を目指す、眠れぬ夜に

ネモフィラ

S0・キャンバス地(アンビエンテ様

1点もの作品

Gallery&Cafe AQUA
海ヲ想フⅣ 出展

甘露を求む

ホタルブクロのイラスト

火垂るを携え、甘露はいずこに

ホタルブクロ

A4・局紙ピクトラン(PHOTOPRI様

1点もの作品

古木の額縁
暮らしとうつわと布 けやき様

海を渡る、或いは汽水域

彼岸花のイラストの短冊作品

寄りつくものたちをまとわせながら、向こう岸へと舟をこぐ

彼岸花

広幅短冊・局紙ピクトラン(PHOTOPRI様

1点もの作品

Gallery&Cafe AQUA
海ヲ想フⅣ 出展

草葉 – kusaba
和歌山県在住。絵とほのかな物語。

2021.0304
かまどの下の灰までgallery
ひとは猫にもニャーとなく、展

2022.0608
Gallery&Cafe AQUA
海ヲ思フⅣ

2022.0902
アトリエ三月
FLAG 2022

2022.0912
Nano Gallery
竹林の手のひらアート展

2022.0928
Gallery&Cafe AQUA
ROOM+

2022.1114
おもちゃのバオバブ
ミニ個展・詩季の窓

2023.0108
Gallery&Cafe AQUA
AQUART2023

2023.0421
アトリエ三月
swimmy

2023.0426
Gallery&Cafe AQUA
ネコと暮らす日常4

2023.0830
Gallery&Cafe AQUA
海ヲ想フV

2023.0901
アトリエ三月
FLAG 2023

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